匠のキサゲ

匠のキサゲ
旋盤・研削盤の株式会社北村製作所は、工作機械製造過程の組立て作業上でのコンピュータ制御の補正機能を用いず、「匠の技」といわれるミクロン単位のキサゲ作業を全ての部品の組み合わせ面に施し、True Geometric Accuracy(真の直角度・平行度等の機械姿勢精度)を実現しています。
1ミクロン未満の高精度加工で難切削を恒久的に可能にする、創業明治26年の伝統ある匠の技によって誂えています。

きさげ加工

鏡面加工のように微細な研磨材を用いた磨き加工を行えば、面粗さを改善し平坦度を上げることは可能であり、可動部を持たない機械部品では仕上げ加工まで概ね自動機械で行えます。
しかし、可動部を持つ機械部品では、平坦度が高まるとふたつの面の間に潤滑油が入らずリンギング現象によって固着や焼き付きといった問題が生じるため、微細な潤滑油の供給源となる油溜まりを作るために人手による特別な加工が必要になり、それが「きさげ加工」です。
きさげ加工では平滑な動きを阻害しない範囲で意図的に微小な窪み加工が施される。きさげ加工と同様に平滑にした面に微小な窪みを付ける目的で行われる加工に、ある種の「ショットブラスト」があり、また(肉眼では判別できないほどの)微細な窪みではなく、最初から小さな窪みを設けておくことも行われています。

参考資料:Wikipedia